Tuesday, March 04, 2008

逮捕の社長

東証2部上場の「スルガコーポレーション」(横浜市)が取得した都心のビルを巡る弁護士法違反事件で、警視庁に逮捕された大阪市の不動産会社社長、朝治博容疑者(59)が、スルガ社から初めて立ち退き交渉を引き受けたのは、5年前の東京・渋谷のビルだったことがわかった。

 それ以降、今回の事件で舞台になった千代田区のビルを含め計4件を請け負っていた。

 同庁では、朝治容疑者ら計12人を逮捕するとともに、スルガ社が渋谷のビルの交渉を成功させた朝治容疑者の手腕を評価し、関係を深めていったとみて調べている。

 このビルは、JR渋谷駅から約200メートル離れた渋谷区道玄坂の繁華街にあった13階建て複合ビル。港区のビル管理会社が所有していたが、老朽化のためスルガ社が2003年7月に再開発を計画して所有権を取得。解体工事後に転売され、現在は大手家電メーカーの店舗の建設が進んでいる。

 調べによると、朝治容疑者は、千代田区のビルと同様、このビルでも、スルガ社から所有権を譲り受けたと偽って交渉。約1年間で入居者を完全に退去させたといい、スルガ社はビルの転売で多額の利益を得ていたという。スルガ社はこの後、朝治容疑者に、渋谷区で2件、港区で1件、千代田区で1件の立ち退き交渉を依頼していた。

 千代田区のビルの立ち退き交渉を巡って、朝治容疑者に支払われた報酬は10億円以上とみられるが、同庁では、他の物件でもそれぞれ億単位の金が朝治容疑者に渡り、その一部が暴力団に流れたとみて資金の流れの解明を進める。

          ◇

 スルガコーポレーションの岩田一雄・会長兼社長は4日夜、都内で記者会見し、「多大な迷惑をおかけしたことを深くおわび申し上げる」と陳謝した。

 また、社長を辞任して代表権のない会長に退くとともに、取引を担当していた役員を辞任させたと発表した。

(2008年3月5日03時04分 読売新聞)

こわいなぁ

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